どこに行っても改善しない身体の不調で
人生をあきらめている人も
「身体の芯から快調」になり、
「心から健康」になれる
身体の問題解決スペシャリストの勝田晴絵です。

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いつもありがとうございます。

感染防止対策でマスクをつけ始めて
すでに1ヶ月以上が経過していると思いますが、
マスクをつけていると息苦しさを感じていませんか?

 
マスクは自分のツバを飛ばさない、
人のツバを防ぐというために使用していますが、
見落としがちなのが自分の肺機能への影響です。

マスクをつけていると
吸える酸素に制限がおきてしまいます。

目次

呼吸の仕組み


呼吸というのは、
新鮮な空気を吸って酸素を肺に届け、
肺から出た二酸化炭素を吐き出します。

呼吸は
生命維持のためにとっても重要ですが、
肺は心臓のように動くことができません。

何が肺を動かすのか?
というと、
肺の周囲にある筋肉が動かしています。 

肋骨の間にある肋間筋、
横隔膜などが動くことで肺が動きます。

息を吸い込むと、
胸は膨らみます。

この時に肺が広がり、
酸素が吸い込まれます。 

そして息を吐くと、
胸は硬く縮こまります。

その時に肺も縮こまり、
二酸化炭素が吐き出されます。 

この繰り返しが呼吸運動です。
 
 

マスクをつけると…


これがマスクをつけていると、
新鮮な空気をあまり吸えなくなります。

肺から出た二酸化炭素がマスクでブロックされ、
吐き出したものを再度吸い込んでいます。

新鮮な空気は吸えていません! 


そして、
マスクの無い状態よりも
さらに浅い呼吸になってしまいます。

呼吸が浅くなるということは、
肺の動きも小さくなってしまいます。

肺の動きが小さいということは
肋間筋や横隔膜などの呼吸に関係する筋肉の動きも無くなってきます。

そして、マスクを長期間使用していることで
肺の周囲の筋肉が硬くなってしまうのです。

その結果、肺への負担が大きくなり、肺機能が低下してきます。

そして、肩周りの筋肉も硬くなってきます。

感染防止でつけていたマスクのはずが
肺の機能を低下させ、
免疫力を下げてしまい
感染しやすい状態を作ることが考えられます。

 

深呼吸をしよう

マスクをつけたら、
その後に肺の動きを改善させることが必要になります。

簡単にできるのは、
深呼吸です。

肺をしっかり動かすためのポイントは
最初にしっかり息を吐き出すことです。

深呼吸をすることで
肺の周囲の筋肉をしっかり動かすことができます。

筋肉が動くようになれば、肺も大きく動くことができるようになります。

お風呂に入った時に、湯気を使って深呼吸も効果的です。

湯気は暖かいので、
この暖かい湯気を吸い込むことで、
動きの悪くなった肺に暖かい空気を取り込むことができます。

暖かい空気が、肺の血流の促進に働いてくれます。
 
 

マッサージする


筋肉は一度硬くなると、
自力で緩むことは非常に難しいのが特徴です。

 
深呼吸で緩まない筋肉、
肩甲骨周囲の筋肉をマッサージしましょう!


実際、全身調整でも
この肩甲骨周囲が硬い方がとても増えています。


この硬い筋肉を緩ませることで、
より深い呼吸ができるようになります。


肺の機能を高めることも
免疫力にとても重要です。


感染防止のためのマスクが
身体の機能を低下させてしまうのです。



ぜひ、庭やベランダに出て、
太陽の日差しの中で、深呼吸をしてみてくださいね!