こんにちは
勝田式整体セラピスト養成塾の勝田です。

施術をしていて
患者さんの体が施術回数を重ねるごとに
どんどん硬くなると
感じたことはありませんか?

硬いところを揉むと
痛気持ち良くて
患者さんは満足してくれます。

この痛気持ちよいのが
実は問題なのです。

なぜかというと、

脳が「痛い」と感じると
体は防御反応として
筋肉を固めるます。

患者さんの体が硬いところに
セラピストが指の力でなんとか緩めようと
渾身の力を入れることで
逆に患者さんの体は固くなります。

施術中は
「痛気持ち良い」のに
実は体はさらに固くなっているから

すぐ体が戻ってしまって
また施術を受けたくなるのです。

売上から考えると
何度もリピートしてもらえるので
とっても良いのでは?と思えるのですが、

患者さんとしては
どんどん体が固くなるので
だんだん施術の刺激が物足りなくなります。

セラピストとしては
力を入れても患者さんの体が緩まなくなり
指が変形する人もいます。

そして、どんどん固くなる体を
どう施術していいか分からなくなることも多いです。

腰が痛いから
腰をしっかり揉むと
腰はどんどん固くなる…

肩が硬いから
肩をしっかり揉むと
肩はどんどん固くなる…

こうなると
患者さんも
セラピストも
つらくなるだけです。

痛みをとってあげようとすると
痛みのある部位に拘ってしまいます。

体は全体でバランスをとっているので
全体のバランスを整えることが大切になります。

実は体って
全体を整えると
勝手に良くなってくれます。

そんな施術を教えていく予定です。