内臓も筋肉と血流と深い関係があります。

腰が痛いけれど悪いところは内臓だったり、
冷たい飲み物が好きな人は内臓も冷えていたり
実はあらゆる不調と内臓は切っても切れない関係なのです。

内臓の働きが悪くなる理由

内臓を動かしているのは自律神経と呼ばれる
自分の意志で動かせない神経です。

血流も自律神経で調整されていますので、
自律神経に異常が起こると
血管の動きや内臓の動きに問題が生じます。


自律神経に異常を引き起こす一番の原因
それは、ストレス

ストレスというと精神的なものというイメージが強いのですが、
東洋医学では内因・外因・不内外因の3種類に分類されます。


内因は、自分の内面的な問題。
喜怒哀楽などの自分の内面に起こる感情の影響です。


外因は、自分の外側にある問題。
暑い寒いなどの天候や、騒音などの環境からの影響です。


そして不内外因とは、
内因・外因以外のものによる影響です。
一番は飲食物です。
飲食物の味や温度、旬のものかなど。




これらが全て悪いのではなく、
過度になると問題を引き起こすとしています。


それを現代医学的に表現するとストレスになります。


近年、自律神経失調症と診断される方が増えてきました。

この自律神経失調症とは検査しても異常がないけれど
内臓や血流という自律神経で動く臓器に不調を訴えることを示します。




内臓の働きを良くするには

働きの悪くなった内臓は
自分で回復することはありません。


確かに、筋肉を刺激すると血流が変わり
内臓の働きも一時的に良くなります。

刺激がなくなると戻ってしまうため一時的なのです。


まず血流を改善させてから、
筋肉を緩めていきます。

それから内臓に対応するツボを使って
内臓の機能を改善させることで
内臓の機能を良い状態に維持することができるようになります。


内臓の働きが悪い人って?

基本的に筋肉が硬い人、
血流が悪い人はもれなく内臓の働きも悪いです。

・身体が硬い
・痛むところがある
・冷え性
・自律神経失調症と言われた
・身体を動かすのがダルい
・頭痛やめまい
・胃の症状がある
・便秘や下痢がある
・頻繁にトイレに行く
・糖尿病
・薬を服用している
・過去に手術したことがある
・背骨が硬い
・呼吸が浅い
・すぐ筋肉痛になる
・病院で検査しても原因不明と言われる
・強いマッサージが好き
・体を触るとパンパン
・むくみやすい
・生理痛が酷い
・更年期障害
・不妊
・骨盤のズレがある
・経産婦

などなど多数ありますが、
基本的には筋肉や血流に問題があれば
内臓の不調はほぼあります。

内臓は痛みを感じないのでどうしても不調に気付きにくいのです。

内臓の働きが良い人って?

・顔や爪の血色が良い
・快食快便
・体の柔軟性がある
・グッスリ眠れて、スッキリ目覚める
・疲れ知らず

ご飯を美味しく食べられて、病気になっていない人のイメージです。

内臓がしっかり働くことで、
健康な体が日々作られています!