こんにちは
勝田式整体セラピスト養成塾の勝田です。

セラピストの抱える悩みの1つが
クライアントさんの症状を改善できない…
ということです。

そして治せるテクニックを求めて
いろんなセミナーに参加しています。

私が鍼灸専門学校で
卒後教育をしていたときも
よく相談を受けました。

なぜ症状を改善できないのか?
というと、

一人ひとりの体の状態を診れないこと
セラピストが治そうと頑張りすぎること
などあげられますが、

一番の原因は
体を全体的に診ることができ無いことです。

なぜ全体的に診れないのか?というと
治療法を教えるときに
体の部分にフォーカスして教えているからです。

一般的なセラピーは
腰が痛ければ腰をマッサージする
肩が凝っていれば肩をマッサージする

という対応をしています。

セラピストもクライアントさんも
同じ考えをしています。

だから悪いところを
マッサージしてもらうと満足するけれど
すぐ症状が戻ってしまいます。

そこでセラピストは
治せない…と悩んでしまうのです。

では、
どうやれば治せるようになるのか?というと

まずは、
体のつながりを理解すること!

これに尽きます。

悩んでいるセラピストは
なぜか解剖学を勉強したがります。

そしてその解剖学は局所に特化したものです。

腰が痛い時は、腰の筋肉や神経
肩が痛い時は、肩の筋肉や神経

という感じです。

この解剖学は病院での診断に使われます。

だから基礎医学はこの局所解剖学を教えます。

でも思い出してください、

クライアントさんは
病院で治らないからこそ
私たちのところに来てくれています。

ということは
病院と同じことをしていては
改善するわけないのです!

そこで全体を診ることが
必要になるのですが、

局所の施術に慣れていると
考え方が真逆なので
とっても難しいです。

まずは筋肉のつながりを考えながら
あなたの施術をしてみてください。

筋肉のつながりを考えるのが難しい場合は
体を触るときに何を触っているのか?
を考えて施術してみてください。

治すために必要なのは
テクニックではないことが
だんだんわかってくると思います!