こんにちは
勝田式整体セラピスト養成塾の勝田です。

 

クライアントさんの症状を改善できない…
という悩みの原因の1つに
『体を立体的に考えられない』
ことがあげられます。

 

治療技術の勉強をするときに
解剖学で筋肉や骨を暗記してませんか?
経絡や経穴も同じように暗記してませんか?

単純に暗記するということは
地図を覚えることと同じで
動きを考えることができなくなります。

 

特に施術する時は
体の外側にある筋肉や骨を重視します。

そして体の中にある
内臓や血管・神経などを忘れて
筋肉だけで治そうと頑張ってしまうのです。

 

アメリカのカイロプラクティック大学では
筋肉や骨の解剖学を学んだあと
実技では教科書の持ち込みは禁止になるそうです。

それはなぜかというと、
実際の体に応用するときに邪魔になるから。
そして覚えるために
自分たちの体に直接筋肉に沿って線を描くそうです。

 

体表に描いた筋肉の線が
どんなふうに動くかを観察することで

体がどうやって変化するのか?
どうやって動くのか?
を考えることができるようになるのです。

 

一個ずつ筋肉を覚えても
実際の筋肉は複合して動きますよね。

 

そして人によって体の使い方が違うように
筋肉の状態も違います。

 

施術で悩んでいるセラピストは
一人ひとりの状態が違うのに
教科書に当てはめようとしてるのです。

 

アメリカの勉強方法からわかるのは

覚えるべきなのは
筋肉の名前ではなく
筋肉の起始停止ということ。

そして1つの筋肉に
フォーカスするのではなく
全体の動きから筋肉を考えることが必要なのです。

 

そしてその後に

血管や神経がどのようにつながっているか
内臓の働きや位置を付け足していきます。

 

そうすることで
あなたも体を立体的に
考えることができるようになります。

 

体の動き方が理解できるようなると
生理学や病理学
東洋医学が楽しくなるはず!

そして
実際のクライアントさんの体を
立体的に考えてみてください。

  

クライアントさんの体の状態から
体の変化を学ぶことで

あなたの知識に深みを増して
施術技術の自信につなげていきましょう!